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コロナ禍の花とおじいさんの思い出

携帯の写真をみかえしてたらでてきた写真
2020.5コロナ禍の世の中になってなんだか不安な時
私はこの花をみつけた時
ちょっと涙がでて がんばろ と思ったのです。
心が弱ってたんだなぁ

そしてこのころうちのマンションでちょっと有名人だったおじいさんをまた
思い出しました。有名人というかちょっと困った人ってかんじで。
公園を通って買い物に行くので
こどもが大好きでちいさな子をみると
こんにちは と大きな声でマスクをしないで近づいてきて
こどものほっぺをさわる、ベビーカーをのぞきこむ、握手をする とってもうれしそうに。
私の孫はその当時3歳。 おじいちゃん好きだから声かけられるとこんにちは と
やっぱりうれしそうにしてました。とてもいい交流です。
でも私は  その時は こんな時に困ったな と思ってしまってました。

おじいさんが来るのがわかると よーいどんといって こんにちは~といいながらちょこちょこはしらせたりして。
そうするとおじいさんは おーがんばれ~といってくれるのでおじぎして別れる それで接触は短くてすむなとか。 
孫が年中さんになるまでおじいさんのにこにこマスクなし交流は続きました。
いつも白シャツぶかぶかのジーパン 杖をついてゆっくり歩いて こどもがくるとうれしそうにとまって こんにちは~
気づくと他の子供連れママも早く通り過ぎようとしていて おじいさんの こんにちは~だけがひびいてる時も時々ありました。
コロナ禍がすこし落ち着いてきた時おじいさんがあらわれないのに気づきました。
それからおじいさんをみないけど、もしかしたらどこかの施設にはいられたのか 入院したのかなと思っていたけど 
コロナのことを思い出すと、あのおじいさんコロナがなかったらもっと
こどもとふれあえたかな どこかでこどもにあいさつしてるといいなと考えます。もしかしたらもう天国にいってしまったかもしれない。
外に出て子供を見たときが元気がでる瞬間だったかもしれないのに 時々走りすぎてごめんなさいと。

親の介護をして、この仕事をはじめて高齢者の時間は限られてるからこそ 楽しいことがあるといいな、気持ちいいと思える瞬間が
あるといいなとすごく思います。
あの時のことを思い出すと心がちくっと痛みます。私は後方支援ではありますが、反省していい仕事をしていきたいと思います。


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2025年05月29日